ゲーミングキーボード Razer Huntsman Tournament Edition レビュー

Razerのゲーミングキーボード Razer Huntsman Tournament Edition (トーナメントエディション)を購入したので、レビューしたいと思います。Huntsmanシリーズは何種類かあり、よく知られているのは無印のHuntsmanだったり、Eliteがついていたりするバージョンです。今回紹介するのは日本ではほとんど情報が出回ってない、テンキーレスモデルのHuntsman Tournament Edition になります。(2019年10月現在はRazerのホームぺージでしか購入できず、しかも在庫切れです。)

結論から言うと、テンキーレスのため場所を取らず、このキーボードに搭載されているリニアオプティカルスイッチは「操作しやすく」「誤操作もなく」「疲れない」「高耐久らしい」ため非常に満足しています。

目次

1、テンキーレスモデル

個人的にテンキーレスモデルの需要が高いです。フルサイズかテンキーレスかを選べるのなら、値段が一緒でもテンキーレスモデルを選びます。同じような考えの人は、Tournament Editionを選択することになると思います。

テンキーの有無は人の好みによりますが、私はテンキーレスモデルのほうが好きです。理由は小さいほうが机の場所を取らないからです。フルサイズのキーボードも置けなくはないのですが、マウスパッドとほぼ隙間なしになってしまうので、キーボードの位置(机上でのWASDキーの位置)を自由にかえることが出来なくなってしまいます。テンキーレスモデルであれば、キーボードの位置をある程度動かすことができるので、自分の好きな位置にキーボードを動かしてプレイすることが出来ます。

2、荷重40gのリニアオプティカルスイッチ

40gのスイッチはちょうどよ良い!! 今までに荷重30g、35g、45gのスイッチを搭載したキーボードは使ってきたことがありましたが、荷重40gのスイッチはこれが初めてです。おそらく荷重40gのスイッチはこのキーボードだけではないでしょうか?(他で聞いたことがありません。)

個人的に35gのスイッチでは軽すぎて、45gのスイッチではもう少し軽くても良いなと思っていたので、今回の40gスイッチを搭載したこのモデルを購入しました。30gのキーボードとかは、指をキーに乗せているだけで、軽すぎて間違えて押してしまったりすることが多発しましたが、40gのこのスイッチではそれは全く起こりませんでした。結果的に使用してみて40gはちょうどよく、とても満足です。

3、高耐久のリニアオプティカルスイッチ

製品のページにも記載されていますが、オプティカルスイッチは高耐久です。既存のメカニカルスイッチの2倍の耐久力があるみたいです。昔に購入したことのあるメカニカルキーボード(Cherry純正のキーボード)は1年ぐらいでスイッチが壊れてしまうといったことがあったので、高耐久なら長く使えてうれしいですね。

これは個人的な考察ですが、このスイッチの機構を見る限り、東プレスイッチ(静電容量無接点方式)と同様に物理接点がありません。ということは、東プレスイッチと同じぐらい長持ちしてもおかしくないと考えることが出来ます。もしそうであれば、10年以上は使えそうですね。機構的にチャタリングも起こらなそうです。

4、米アマゾンで合計140$で購入できた

今回は米アマゾンで購入したのですが、「本体130$」+「送料+関税で9$」=139$で購入することが出来ました。届くまでに10日程かかります。日本で買うとなると、Razerのホームぺージから購入するしかなく、本体だけで17000円です。おそらくこれに送料とか税とかが加算されるのですごく高くなります。10日待てるひとは海外アマゾンから購入しましょう!!

5、アクチュエーションポイントが1mm

購入するときにはそこまで気にしていませんでしたが、アクチュエーションポイントが1㎜です。(=キーを1㎜押し込むと押したと認識される。普通のキーボードの場合は2㎜ぐらい)

大したことないと思っていましたが、実際に使ってみると、普通のキーボードよりも反応が早いと少しだけ実感できます。(でも、普通のキーボードよりもタイピングは少しやりにくくなったのかなとも思います。)アクチュエーションポイントが1㎜だからといって、ゲーム中の誤操作等は起きたことはありません。

6、その他特徴(メリット・デメリット)

  • Cherry軸のキートップが使える。(=キートップがカスタマイズしやすい)
  • Tournament Editionの場合は強制的に「リニアオプティカルスイッチ」になる。(スイッチは選べない)
  • US配列(嫌いな人もいるが、私は好き)
  • LEDが光る(私は光らなくてもいい派)
  • 140$でも少し高い。
  • 静音ではないのでうるさい。(特別うるさいわけではない。あくまでも通常のメカニカルスイッチと同程度)
  • ケーブルがとり外しできる(USBーC)
  • 全部のキーにスタビライザーが付いている(これによって何が違うのかは正直実感できない。タイピングに金属音が少し混じっているのかな?それってうるさいだけじゃ?)
  • Dotaのプロが使用しているキーボードを、自分も使っているというネタを使える。(140$の出費を要する、体を張ったネタになります。)

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