Dota2脱初心者,PUSHの重要性を確認

BIGSLICKです。Dotaで勝つためにPUSHしてタワーを折ることは重要です。今回はPUSHの重要性について確認したいと思います。中級者以上の方は基本的には分かってることだと思います。

まず、ゲームの勝利条件の種類について考えたいと思います。世の中にあるゲームの勝利条件はおそらく以下の2種類だと思います。

(1)時間やターンなどでゲーム終了の条件を決めて競技し、最終的なポイントで勝敗を決める。
スポーツでは、野球、サッカー、カーリングなどがこれですね。アナログゲームでは、ドミニオンや麻雀などがあります。

(2)勝利条件があり、先に満たした方が勝利。
スポーツでは、テニスや卓球などがこれです。アナログゲームでは、遊技王や将棋などがあります。FPSなどもこれが多いです。これらは時間短縮のために制限時間で終了になって、(1)の方法で勝敗を決めることもあると思います。

(2)の勝利条件の場合、プレイヤーはいち早く条件を満たそうとプレイします。ガチでやる遊技王なんて、相手を無視して一目散に勝利条件である「相手のライフを0にする」を目指します。もちろん、条件を早くみたすためや、相手が条件を達成することを妨害するために、若干の寄り道をすることもあります。何が言いたいかというと、Dotaの勝利条件は(2)であり、基本的には勝利条件の「敵エンシェント破壊」を真っ先に目指すべきである。真っ先に目指せない場合に寄り道として、ファームやギャンクなどを行い有利な状況を作り出す。これはDotaで勝ちたいときは常に考えるべきなのです。この勝利条件を頭にいれれば、以下のように判断できます。

・つまりタワーを折ればよい
もしもDotaが勝利条件(1)で、「時間内でファームをして最終的に合計ゴールドが多かったほうが勝ち」の場合はファームを優先すべきであるし、敵ヒーローのキルを優先的に狙うべきです。しかし、Dotaはそうではありません。いくらお金を稼いでも勝利条件が達成できなければ意味がありません。じゃあどうすればよいのかというと、タワーを折ればよいのです。相手のヒーローを倒せなくても、タワーを折ればOKです。タワーを折ることが出来る場合は無理に戦闘をする必要はありません、絶対に有利な状況の場合や、相手から仕掛けてきた場合に初めて戦闘を行います。戦闘を行っても、戦闘に勝利して人数が有利になった場合は、必ずタワーを攻めれるか考えることが大事です。

・味方の残りタワー=チームの残りライフ
エンシェントを破壊されたら負けなので、味方の残りタワー(バラックも含む)はチームの残りライフと同様と考えることもできます。タワーを折られているチームは残りライフが少ないということです。極端な話、タワーときちんと守りチームライフが5あるチームは、タワーを複数破壊されたチームライフ1のチームに勝つために、5回の集団戦のうち1回でも勝てばよいのです。また、チームライフが少ないチームは、ライフを守りつつ攻めなければいけないので不利になります。

・タワーを攻めることが出来ないときに寄り道を
相手が人数をかけてタワーを守ってきたときに、無理やりタワーを折ろうとすると反撃を受けてしまうことがあります。タワーを折ることは大事ですが、きびしいと判断した場合は寄り道(ファーム、ギャンク、ロシャンを倒す)をすることで、有利な状況を作っていくことが大事です。ここでのポイントはあくまでもファームやギャンクは寄り道だということです(勿論例外もあります)。ハードキャリーを使いがっつりファームをする場合は、長い寄り道をして勝利を目指すということになります。

・最終手段ごり押し
このゲームの勝利条件は「敵エンシェントを破壊」ですが、敵のバラックをすべて破壊してもほぼ勝ちとなります。あとバラック2つだけとかの場合には、最終手段として死んでも良いからタワーやバラックを破壊するという行動をとることもできます。また、タワー付近の集団戦で味方が突っ込んでおとりになっている間に、タワーを折るという行動もできます。死んでも勝利条件を満たせば勝利です。以上のような身を犠牲にするごり押しをしなくても、ロシャンをとることによってごり押しが可能です。エイジスを得たヒーローは復活することが出来るので、それを利用してタワーをごり押ししましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする