この記事は2週間以上のキャンプツーリングしたい金ない学生向け。
自分の実体験のまとめ。
ちなみにどれもおすすめしません。
装備の貧弱さは有り余る若い活力でカバーだ!
目次
持って行った装備[必須装備編]
1万円あればどうにかなる。
テント
まずテント。金もないしとにかく安いのを買った記憶。
雨が降らない場合はこれで十分。室内も広い上にとてもコンパクトで良い。
ただ長期ツーリングで避けられない雨の時は悲惨。夏は良いけど冬は死ねます。
シームレス加工がしてあるわけでもないし、耐水圧も低いので上からも下からも浸水して「水たまりの中で寝てる」みたいな状態になったこともしばしば
そういう時は適当にテントを張らない事。グランドシートを張ったりとか対策する事。
あと骨がとっても細くて貧弱なので何十回も使っていると割れてくる。
雨の時は宿に泊まるとかするならこれで良い気はする。
シュラフ
これまた中華の化繊の安いのを買った。
ちなみにシュラフの最低気温は信じてはならない。でかいのに寒い。
自分の場合は真冬もこれ使っていたが当然寒さに耐えれる訳もなく…
持っていた洋服をありったけかけても寒くて寝れないので、夜明けが来るのをただじっと待つみたいな苦行をしていた。
シュラフだけは良いやつ買えって話
マット
床からの冷気や浸水に対して必ず必要。
サーマレストのマットは高いのでキャプテンスタッグにした。
これは今でも愛用品でおすすめ。猫に1つズタボロにされたので買いなおした。
ランタン
金もなかったし↑のやつみたいな家にあった手回しソーラーパネル付きのランタンを持って行った。
充電不要でいいけど超暗い。なんも見えねぇ
2000円くらいで中華のLEDランタンが買えるからそれが一番いいと思う。
ここまでの道具があればとりあえずキャンプツーリングはできる。
必要だと思った物はツーリングしながら現地調達すれば無駄もない。
持っていった装備[便利品編]
あると便利な道具。場合によっては必要品。
シートバッグ
荷物を入れるのに必要。人によってはホムセン箱にしていたり。
防水性は多少あるがカバーつけても濡れるものは濡れる。
ちなみに自分がこの時買ったやつは1泊2日用らしく全然荷物乗らなかった。
それでも必須品はすべて積める。金があるならでかいの買おう。
タンクバッグ
小銭とか通行券とか入れたり、現地でバッグ替わりにしたりと便利。
充電したいものとか本とかも入れると便利。
ちなみに最近はクビになり押し入れに眠ってる。
インカム道具
ナビとか使うなら必要かも
最初のツーリングはナビもスマホも持っていかなかったので必要ではなかった。
この時はBluetoothレシーバ使って作ったやつ
会話しないしぼっちならこれで良い。電池もインカムより持つし安い。確かラジオずっと聞いてた。
その後中華製インカムが安くて電池持ちが良かったのでそちらに移行した。
バッグ
現代版麻袋。洋服とか水にぬれると困る物を入れておくと良い。
ただ出し入れがとても面倒なのがネック。30Lはさすがにでかすぎ。
ジップロックを使って小分けしておくと良い。
ラジオ
なんだかんだで一番良い娯楽品
たったの1000円で携帯の電波が届かない山奥でも通信量無料で音楽と娯楽を提供してくれる。しかも電池は1週間以上は持つ。
誰もいなくて迷惑にならないなら夜中はかけっぱなしにしとけば動物避けになると思う。
ちなみに積むとこんな感じ
長期キャンプツーリングしている割には結構荷物が少ないらしく
話すと驚かれた思い出。
なくても良い物
キャンプツーリングに何を求めるかによって変わる気はする。
焚火道具
キャンプに非日常を求めるなら焚火道具は必須だが
長期ツーリングとなると毎日のキャンプが”日常生活”になってくる。
そうすると火起こしやら、後始末やらを考えるとオススメできない。
ゴミと荷物も増えるのでかさばるところも良くない。
自分の場合は1泊2日のキャンプツーリングが一番荷物が多く、長期になるほど荷物が減っていく。
クッカー
これもキャンプツーリングに何を求めるかによって変わってくる。
金がなく、キャンプは寝るための”手段”でしかない場合はいらない物
自分も最初はクッカーの1つも持たずにツーリングしてた。どうにかなるもんです。
安く済ませられそうだが実はそうでもない。ゴミも増えるし荷物もかさばる。
ただ、あると真冬に暖かい飲み物にありつける。QOLは間違いなく上がる。
最初になしでやってみればそのありがたみがわかる。
使うならこれがちっちゃくてオススメ。
洋服
これが一番厄介な物。一番かさばるし邪魔。
基本的には3日分の下着とTシャツとかもっておけばOK。
ランドリーで洗濯して回していけばいい。
タオルはバイクに括り付けて走りながら乾かせばよい。
道中出会った人に聞いた良い方法としては
家で使わなくなった下着類を持っていき日ごと捨てながら旅していくって方法。
家に着くころには身軽になってる。
あと実体験的に冬は寒いからと洋服たくさん持っていくのは良くない。
重ね着したところで防風性がなければ意味はない。バイクウェア含めて良いやつを3着くらい着ておけばどうにかなる。
Tips
ググり方
キャンプツーリングしてみよう!
と思って
「キャンプツーリング 道具 おすすめ」
とかググってもお洒落な、SNS発信向けの物しか出てこなかったりする。
最近はバイクにハッシュタグつけて「日本一周中!」みたいなアピールの物も多いし。
それがしたいなら良いけど、本当に自分に合っている物なのかはわからない。
特に自分の場合はそうではなかったみたい。
どちらかというと
「キャンプツーリング 後悔」とか
「キャンプツーリング いらないもの」
とかネガティブなググり方の方がためになったものが多かった。
やりながら最適化
最低限の、最低グレードの物で始めてやりながら最適化していくのも楽しい。
実際、今自分が持っているキャンプの道具は
・道中で出会った人が持っていて羨ましかったとか
・友人が使っていて便利だなと思った物とか
・キャンプしながら必要性を感じた物とか
実体験に則した物がほとんど。
自分に何が必要なのかは自分しかわからない。
まずは始めてみる、ってのが大事