ということで2日目
ようやく佐渡へ
~2日目~
佐渡で何したいかと言われても実は特にないのである。
行きたいところもない。いつも通り適当に回るだけ
夜明け前にフェリーターミナルに着く。時間通りで一安心。
実は車でフェリーに乗るのは初めて。
朝焼けとともに出発。時間は3時間くらい。
することもないので椅子に座ってのんびり過ごす
島が見えてくる。四国や九州、北海道に行った時でわかってる。
フェリーが着くまでのこの時がテンションのピークだと
無事に到着して佐渡島を時計回りに回っていく。適当に気になった物を見て回る。
灯台。キャンプもできるみたい。
山の上の方にも行った。山頂に行きたかったけど片道1時間くらいかかりそうだったのでやめた。
高い所には大体鐘か恋人の聖地がある。知ってる。
なんてことはない海岸。そしてこのあたりで気づく。
「実は佐渡島ってでけえ」
島にいる感覚がなくなってくるくらいでかかった。道もしっかり整備されてるし。かといってフェリーでしかこれないから人は少なくて車はほぼ走っていない。
でかくて何もない場所って感じだった。
歴史資料館を見る。ここくらいしか観光スポットがない。
謎にすべて機械仕掛けだし、ロボットも高そうなのが動いていた。
強制スクロール方式なので老夫婦と一緒に見て回ることになった。
子供の人形をおばあちゃんが本当の人間だと勘違いしてた。お茶目でかわいい。
一体私は何してるんだろうとか思ってはいけない
ちなみに諸説あるがどさまわりとはわざわざ佐渡まで巡業するほど日本を回ることからきているとか、来ていないとか
あと手軽な島流し場所として佐渡は人気だったそうな
お昼はここで池を見ながら海鮮丼を食べた。
これでもかってくらい海の幸が入っていて、文字通り海鮮丼だった。
大体観光地にある海鮮丼って高い割にしょぼいからこれは良い意味でびっくり。
帰りがけに店員さんに
「ポイントカードどうですか?」
と言われたが1年間で佐渡の資料館に10回も来る程の佐渡愛はないだろうと思ってお断りした。
本当に観光客が来ないんだろうな・・・と感じた。
次はもらったパンフレットにあった観光スポット。めおと岩
私にはただの岩にしか見えないが日本の神話にもつながるらしい。
島唯一といっていいようなドライブイン。寂寥感を感じる。
泊まれもするそうだが、閑散としすぎていてあれだった。
次は島で一番の観光スポット。佐渡金山へ
ここだけは観光バスも来ているし車もたくさんいた。とりあえず佐渡島はここ見ればいいって事みたい。
至る所に人形がいて歴史ごとの掘削手法について学べた。
掘削によって出る水はこんな感じのポンプで人力で抜いていたそうな。
重労働なため結構高給取りだったそう。
その代わり24時間交代で永遠に水を抜かないといけない
面白いのはポンプの汲み取り方はアルキメデス式ポンプというスクリュー型のものってこと
2000年近く後も使われるとかアルキメデスは頭いいな
その後は近代の西洋技術によって進化した坑道の方を見た。
坑道につかった道具を見た。
前に行った日立の博物館だとドリルだけで大量に展示してあったけど、こちらはこじんまりしていた。
途中は線路のあったところを歩けるので、Stand by me感あった。
なんやかんやで宿に着く。
窓の建付けが悪くて隙間からカナブンが光りを求めてたくさん入ってくる。
別に俺は全然気にしない。逆になんだがちょっと懐かしいような感じ
晩御飯は豪華。普段は泊まると言ったらキャンプかネカフェか、最高でビジホの男からしたら晩御飯が出てくるだけでもう豪華。それでいて刺身なんて出てきたら超豪華。
宿には手書きの佐渡島ガイドブックの見本が置いてあった。
今の時代ネットでなんでもググれるけど、こういう現地の人のナマの情報はまだまだネットにはない。経験に勝るものは結局のところない。
他にも有益な情報がたくさん載っていたので買おうかちょっと迷った。
佐渡を満喫した1日でした。