Dotaをやっていると、相手にハードキャリーがいたりして嫌だなと思うことがあります。
場合によっては、本来不利であるはずのハードキャリー×3の構成に負けてしまうこともありました。そこで、そのようなときに勝つためにはどうすればよいのかを考えたいと思います。
前に書いた記事を前提として書きます。以下にリンクを張っておくので先にご覧ください。
2017/5/5 Dota2脱初心者,PUSHの重要性を確認
相手に嫌なハードキャリーがいた場合の対処法
序盤の有利な時間帯にタワーを折り相手チームのライフを少なく出来れば、相手のハードキャリーが育っても1回か2回倒すことで勝利することが可能です。(実際のところバイバックなどもあり簡単にはいきませんが)
初心者の場合(はじめは私もそうでした)、相手のハードキャリーをギャンクしてファームを妨害することに目が行きがちですが、タワーを破壊して相手のチームライフを削ることがギャンクすること以上に有利に働く場合が多いです。もちろん、相手がタワーを守り、簡単にタワーを折らせてくれない場合があります。その時に無理にタワーを折ろうとするのではなく、ファームやギャンクなどで寄り道をして有利を作っていきます。エンシェントを破壊することを第一に考え、寄り道としてファームやギャンクを行い有利な状況を作っていくのがベストです。
次に、自分がハードキャリーで勝つときに大切なことを考えました。
ハードキャリー・キャリーが優先すべきこと
初心者で多い考えが、ファームをして圧倒的に相手ヒーローとの差をつけて勝利する、です。
もちろんその考えで良い場合もありますが、ファームして相手ヒーローを倒しても勝利条件には近づきません。ファームが完了しても味方タワーがほとんど残っておらず、あと1回死んだら負けという状況では、1回も死ぬことなく集団戦を複数回勝ち、味方のタワーを守りながら相手のタワーを破壊する必要があります。これでは、ファーム出来ていても有利になったとは言い切れません。(ここから先は私の意見も含まれます)ハードキャリーにとって大事なことは、タワー=チームライフをきちんと守ることです。すべてのタワーを守ることが出来なくてもいいんです、守り切ることが出来るタワーは全力で守りましょう。タワーを守り切ることが出来てこそ、後半に活躍できます。私がキャリーをやる場合は、ファームをしている場合でも、守れる場合はファームを中断してTPなどで守りに入ることを優先しています。たとえ死んでしまっても、そのおかげでタワーを守ることが出来ればゲームが長引き、有利な時間帯までもっていくことが出来ると考えています。
まとめると
・相手にハードキャリーがいるときは、タワーを折ることに重点を置いてプレイする。
・自分がハードキャリーを使うときは、ファームも大切だがしっかりとタワーを守る必要がある。
・自分がハードキャリーを使うときは、ファームを完了した時点で味方の残りタワーが少ない場合もあるので、そのときはミスなく逆転する必要がある。